良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

スタンリー・キューブリック監督作品

『海の旅人たち』(1952)『恐怖と欲望』の仕上げ中に作られた、ドキュメンタリー映画。

60年代から70年代にかけての映画界のアイコンのひとり、スタンリー・キューブリックが監督を務めたという事実以外に、つまりスタッフ・ロールに彼の名前がクレジットされる他には見るべきところがほとんどないドキュメンタリー映画がこの『海の旅人たち』で…

『恐怖と欲望』(1953)キューブリック監督、幻の劇場映画デビュー作品。これぞ封印映像。

『2001年 宇宙の旅』『時計仕掛けのオレンジ』『ロリータ』『シャイニング』『フルメタル・ジャケット』など超有名作品を何本も手がけた、ニューヨーク生まれの巨匠、スタンリー・キューブリック監督による初長編映画という位置付けにあるのが今回紹介する『…

『拳闘試合の日』(1951)スタンリー・キューブリックが初めて監督した、ドキュメンタリー映画。

孤高の天才、スタンリー・キューブリックが監督した最初の映画というと、ほとんどの人は知らないか、映画マニアでも『非情の罠』を思い浮かべるでしょう。現在、一般の映画ファンが観ることができる作品はマニアックな映画祭を除くと、フィルム・ノワール的…

『2001年 宇宙の旅』(1968)SF映画を見る時のモノサシ(モノリスではない)になっています。

映画監督としての人材が育たない大英帝国で生まれた名監督といえば、チャーリー・チャップリンやアルフレッド・ヒッチコックがいます。この作品を撮ったキューブリックは実際にはブルックリン生まれなのですが、彼の感覚はどう見てもアメリカ的ではなく、イ…