良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

2006-08-20から1日間の記事一覧

『ライムライト』(1952)これは自身のセルフ・ポートレイトである。そして最高の映画である。

チャーリー・チャップリン監督には喜劇王としてのイメージが強い。しかし注意深く見ていくと、彼が監督したほとんどの作品において、ていねいに描かれているのは悲惨な環境にいる人々の悲劇的なエピソードである。 ある時は彼の孤独であり、絶望であり、愛へ…