良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『狂鬼人間』<パート2>『怪奇大作戦』のテーマには合致している。時代が許さないのか…。

タブーの概念は時代ごとに変わるので、大丈夫になる時代がまた来るかもしれません。絶対的な価値観などそもそも存在しないわけですから、気長に待っていれば、普通に見れるときがまたくるでしょう。そうすると現在ある意味、神聖化されている第24話もただ…

『狂鬼人間』<パート1>禁断の、そして抹殺された第24話。あの時代だから出来たのか?

1968年に、円谷プロ制作の特撮作品シリーズとして今も評価が高い『ウルトラセブン』が放映終了後に、TBSタケダ・アワー(このために、夜のドライブで終わる放送回でのラストシーンでは「武田 アリナミンA」の電飾看板が大映しになる!)の後釜番組と…

『獣人雪男』(1955)差別表現?のため封印されている『ゴジラの逆襲』後の東宝特撮映画。

東宝映画が『ゴジラ』と『七人の侍』で大当たりを取った1954年の翌年である1955年に『ゴジラの逆襲』のあとに製作されたのが今回紹介する『獣人雪男』です。しかしこの作品を今ビデオやDVDで正規で見るのは不可能です。何故ならソフト化されてい…

『ウルトラ6兄弟対怪獣軍団』(1974)出来れば、ずっと幻でいて欲しい怪作…。

制作は1974年で公開は1975年となる、この作品はおそらく今後、円谷プロ正規ルートでの販売経路を通して、日本の特撮映画ファンの手に入ることはないだろう。1970年代に円谷プロが交わした、ひとりのタイ人、ソムポート・セーンドゥアンチャーイ…

『地球防衛軍』(1957)地味な印象を与えますが、特撮映画史上ではとても重要な作品です。

2008年も明け、21世紀が始まり、すでに早くも10年近く経った現在、何の予備知識もなく、そして製作順など歴史を考えずに観ていくと、この『地球防衛軍』はずいぶんと地味な印象を与えてしまうかもしれません。 しかし『地球防衛軍』は東宝特撮映画史…

『キャンディ・キャンディ劇場版』(1978)女の子たちが大好きだったアニメなのに…。

そばかすなんて 気にしないわ~♪ ハナペチャだ~って だっ~て だって お・気・に・入・り! オテンバ いたずら 大~好き! かけっこ スキップ 大~好き! わたしは わたしは わたしはキャンディ(ジャ~~ン!) ひとりぼっちでいる~と~♪ ちょっぴりさ~…