良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『糖尿病と診断されてしまった。』検査にひっかり、要再検査後に治療開始。

40歳を過ぎると身体のあちこちに変調が出てきます。肩こり・腰痛などは代表例ですが、高血圧、糖尿病、高脂血症に代表される生活習慣病の検査に引っかかりだす人が急速に増えてきます。 それ以外にも尿酸値の上昇、つまり痛風に悩まされる人も出てきて、同世…

『続 猿の惑星』(1970)今見るとかなりスカスカだが、小学生が見たミュータントは恐かった!

なんといっても強烈なイメージを残したのは地下住人であるミュータントたちがミサのシーンで自分たちが神前でマスクの下に隠された、ケロイドで焼けただれた素顔をさらしていく場面。美しい讃美歌と醜悪な素顔、異様に光り輝くコバルト爆弾の三点セットの残…

『未来惑星ザルドス』(1974)ショーン・コネリーが赤フン締めて絶倫ぶりを発揮するSF映画?

全世界で大ヒットした007シリーズの影響もあり、渋くてダンディーなイメージがあった俳優ショーン・コネリーが自らの役者としての方向性を模索するなかで、結果としてトンデモ映画に出演するほど迷走していた時期もあったのかなあという印象のSF映画が『未来…

『ザ・シャウト/さまよえる幻響』(1978)最先端だったドルビー・システムを取り入れた実験作。

今月末から、大阪九条シネ・ヌーヴォで集中上映されるイエジー・スコリモフスキー特集に合わせて、過去作品の復習をしておこうと『早春』『出発』『アンナと過ごした四日間』『シャウト』『エッセンシャル・キリング』を見ています。 とりわけ『ザ・シャウト…

『出発』(1967)孤高の映画作家、イエジー・スコリモフスキーによる傑作青春映画。

8月のセルゲイ・パラジャーノフ特集に続き、今月末から来月にかけて、アルメニアやグルジアと同じく、共産圏だったポーランド出身の亡命監督、イエジー・スコリモフスキーの集中上映が行われます。 『出発』『シャウト』『アンナと過ごした四日間』『ムーン…