良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『フリフリを購入しました。』ヨーロッパのPAL版、リージョン1、VCDが普通にテレビで見れる!

10年近く、レンタルDVDを見るときに使っていた再生用DVDプレーヤーがとうとう故障してしまい、修理に出すよりも買い換えた方が安上がりだったため、電気屋さんをのぞきに行きましたがどうもパッとしませんでした。 買うのを躊躇した理由は我が家には国内版…

『八月十五夜の茶屋』(1956)マーロン・ブランドが日本人役を務める怪しげなコメディ?

アメリカ映画ですので主演はグレン・フォード、脇役にマーロン・ブランドとくるのでイイ感じのB級映画なのかと思えば、それはじつは大間違いで、戦後すぐの沖縄に民主主義を広めようとやってきたグレン・フォード率いる米軍が通訳で日本人(!?)のマーロン・ブ…

『映画の端境期』食欲の秋、スポーツの秋などいろんな秋があるが、映画館は閑散…。

まずは昨日のワールドカップ予選についてですが、オーストラリア相手に勝てそうな局面が何度もあったものの決めきれずに引き分けに終わりました。 何故さっさと動きが鈍くなっていた選手を代えて、対応しなかったのかとイライラする一方、変に選手を交代させ…

『黒薔薇の館』(1969)いまだ国内ではDVD化されない深作&丸山コンビの第二弾。

深作欣二と丸山明宏(若い人には美輪明宏と言った方が通るでしょう。)が組んで松竹で製作された『黒蜥蜴』に続き、再び両者が挑んだ作品が『黒薔薇の館』です。日本映画らしくない独特の色彩と世界観にクラクラ来てしまいます。 有名な作品であるにもかかわ…

『ソフィーの選択』(1982)やっと出た。やっと出た。待ちに待ってた。やっと出た!

今月のTSUTAYAさんの発掘コーナーにはついに『ソフィーの選択』が登場します。強い要望があったものの、日本でDVD化されたのはようやくのことなので楽しみにされている方も多いでしょう。発売は今年の夏くらいだったようですが、レンタルに並ぶのはビデオ時…

『クライム・オブ・ザ・フューチャー/未来犯罪の確立』(1970)理解できる人はいるのだろうか?

『クライム・オブ・ザ・フューチャー/未来犯罪の確立』は前作『ステレオ/均衡の遺失』(1968)に続く中編映画であり、デヴィッド・クローネンバーグの初期作品らしく、理解するにはかなり取っつきにくく、難解なフィルムです。 二作とも60分程度のため、両方を…