良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『ドキュメンタリー頭脳警察』(2009)全3部作品からなり、収録時間は5時間半弱。PANTA健在!

なんとまあ、全部合わせると3部作で、収録時間が3本合計で5時間半弱の超大作となってしまったのが2006年から2008年の頭脳警察再結成までのPANTAとTOSHIを追い続けたドキュメンタリー映画『頭脳警察』である。こういったビッグ・ネームのドキュメンタリー映…

『マン・レイ展がやってきた。』前衛芸術家兼映画監督マン・レイ展に行ってきました。

いまからおよそ30年前に亡くなった、ロシア系アメリカ人の写真家であるマン・レイの名前を大阪市営地下鉄の吊革広告でたまたま見かけたのは先週梅田に出かけた帰りでした。 その車両のその位置に乗り込んだのは偶然ではありましたが、数年前に前衛映画の記事…

『アイルトン・セナ 音速の彼方へ』(2010)神は大きな贈り物をくださるだろう。それは神自身である…

昨日の夜は大昔に録画してあった、あるビデオを見ていました。それを録画したのは1994年ですので、今から数えるとすでに16年も前でした。そこに入っている映像はF1・サンマリノ・グランプリを中継していたフジテレビのものでした。 ときおり写る、まだ若かっ…

『市民ケーン』(1941)最高の映画として知られるが、隠れたフィルム・ノワールの傑作でもあります。

映画の都と形容されるハリウッドでは映画監督になれるのが早くても30代後半だった1940年代に、当時まだ24歳だったオーソン・ウェルズは見事に監督デビューを果たしました。このデビュー作品『市民ケーン』を評して、後世の映画ファンと批評家たちは「これこ…

『バリゾーゴン(罵詈雑言)』(1996)「金返せ!」コールが各地で起こった問題作!

数ある渡邊文樹監督作品中でも、タイトルからして強烈なインパクトを持っているのがこの『バリゾーゴン』です。VHS時代にはウチの近所のレンタル屋さんにもあったような記憶がありますが、はっきりと覚えてはいません。 この映画で覚えているのは内容よりも…