良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『gift』(2014)松井玲奈がやりたいことは歌と踊りではない。淡々としたロード・ムービー。

『gift』は遠藤憲一主演でヒロインにSKE48の中心メンバーで先頃、グループからの脱退を表明した松井玲奈を迎えた作品です。 彼女をはじめて見たのはAKBが『ポニーテイルとシュシュ』『ヘビーローテーション』の二曲でブレイクする直前にテレ東系列で放送され…

『ホドロフスキーのDUNE』(2013)幻の傑作SF映画はなぜ幻で終わったのか。

1985年3月に一本のSF映画が鳴り物入りの大宣伝と共に公開されました。SFファンがずっと待望していた超大作で、1970年代中盤に一度は製作されるべく、かなり突っ込んだところまで企画が進行していた幻の作品、それが『DUNE』です。 『イレイザー・ヘッド』『…

『ビリギャル』(2015)話題の作品をようやく映画館で観ました。架純ちゃん、可愛いですね!

テレビや雑誌で最近よく見る女優さんの一人が有村架純ちゃんです。ブレイクしたきっかけはNHKの大ヒットドラマ『あまちゃん』でした。ぼくは個人的には橋本愛に注目してきたので彼女の出世も嬉しく思いながら見ていたのですが、去年は能年玲奈が、そして今年…

『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015)30年ぶりに映画館で蘇るマックス(脇役)!?

『マッドマックス/サンダードーム』が公開されたのは1985年で、ぼくはその頃高校生でした。バース・掛布・岡田がホームランを連発し、生まれてからはじめて阪神タイガースが優勝したのがこの年であり、アントニオ猪木が前年のハルク・ホーガンとの不可解な決…

『宣戦布告』(2001)結局、戦いを止めるのはより強力な軍事力なのか?

最初に見たのはビデオが出てからですので、2002年くらいだったのだろうか。当時はこういった類の仮想敵国映画はこの国ではタブーだったのではないだろうか。 あちこちにCGのちゃちさなど低予算邦画の哀しさが出ていて、なんだか寒々しくなるシーンも多々あり…