良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)不死身のウルヴァリン、スピンオフ第二弾だったはずだ…

映画館での予告編が流れていた時から気になっていて、今週末から公開されている『X-MEN フューチャー&パスト』を見るための復習を兼ねて、ただいまシリーズの過去作品群を見直しています。 とゆうか“FUTERE&PAST”とわざわざ英語表記にせずとも「過去と未来」…

『悪い奴ほどよく眠る』(1960)異色の社会派作品で、黒澤プロ設立後の第一弾。

黒澤明監督作品に関して、10年越しでぼちぼちブログ記事をアップしていってはいるもののいまだに書けずに残っているのは『悪い奴ほどよく眠る』『どですかでん』『生き物の記録』『まあだだよ』の四本の現代劇です。 政治腐敗の闇を描いた『悪い奴ほどよく眠…

『清須会議』(2013)三谷ワールドを期待する向きには肩すかしかも…。

面白いはずだという過剰な期待が大きすぎる三谷幸喜監督作品。今回、挑むのは時代劇。さてどうなるのかなあと思いつつ、コメディ好きにも時代劇好きにも納得できる内容に仕上がるのかという疑問はぬぐえない。 常連俳優陣は今作品でも健在で、唐沢寿明ら一部…

『煙突屋ペロー』(1930)戦争の影が忍び寄る昭和初期に制作されていたアニメ短編。

先日、ベラデンさんからのリクエストにより、『煙突屋ペロー』という一本のアニメーション映画についての記事を書くことになり、さっそく本日、動画サイトへ視聴しに行きました。 タイトルは『煙突屋ペロー』でスタイルは影絵アニメーションでした。ぼくはこ…

『そして父になる』(2013)家族の繋がりは血の繋がりを超えられるのか。重いテーマです。

公開当時、話題になっていた福山雅治主演の『そして父になる』を観に行く機会を逃し、レンタルDVDがTSUTAYAさんに並んだ頃にようやく見ることができました。 ずっと気にはなっていたのですが、間が悪く用事が重なっての自宅鑑賞です。仲の良い女友達がいて、…

『地底の原始人 キングゴリラ』(1970)顔は獣人、身体は小太りの白人(笑)何だこれ?

『地底の原始人 キングゴリラ』のタイトルをはじめて見たのはいつだったろうか。はっきりとは覚えていません。しかしまあ、ふざけたタイトルです。まさかこの作品が往年のハリウッド女優、ジョーン・クロフォードの最後の映画出演作品になるなんて、彼女の経…

『激突!』(1972)若き日のスピルバーグが発表した傑作、巨大鉄塊が襲い掛かる怪獣映画?

もともとはテレビ映画として製作された、スティーヴン・スピルバーグ監督の若き日の作品『激突!』はその出来の良さから他国では劇場公開されたほどの傑作です。 アナログ時代はもちろん、デジタル時代になっても、CSやBSで何度もテレビ放送が繰り返されてき…

『テルマエ・ロマエⅡ』(2014)大ヒットした前作をさらにパワーアップした第二弾!

前作『テルマエ・ロマエ』が最高に楽しく、見終ってから、さっそく近くのスーパー銭湯になだれ込むほどでした。さすがにここまでやる人はいないだろうなあと思っていましたが、じつは周りにもぽつぽつと同じ行動をとった人が何人もいました。 予告編に“T2”の…