良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

『秘密戦隊ゴレンジャー』(1976)みんなの憧れ!戦隊モノの元祖!ぼくはキレンジャー好き!

 幼稚園に通っていた頃に始まり、小学生の低学年までの長きに渡って放送されていた、戦隊モノの元祖となるのが『秘密戦隊ゴレンジャー』です。ビデオなんかもちろんないので、子供ながらも常に集中力を発揮し、放送初期の黄金仮面の勇姿をワクワクしながら見たのを覚えています。  ただ子供でしたが、黄金仮面が幼稚園バスを乗っ取っただけにも関わらず、彼が「これで世界はオレのものだ!」と叫んだときは「そうなんか!?」となりました。
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 色々な敵の仮面怪人が出てきましたが、さすがに後期になるにつれてネタの限界がきたのか、ヘンテコな仮面が毎週出てくるようになり、興味がなくなっていきました。  音楽がカッコ良く、YouTubeなどで「バンバラバンバンバン♪」のコーラスが掛かると、今でも懐かしくなります。戦隊ヒーローの構成では赤がリーダー、青がイケメン、黄がお笑いか食いしん坊、緑がクールな脇役、そして桃(ピンク)が紅一点の女の子という感じです。
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 ぼくは黄色のキレンジャーが一番好きでした。関西人なので、カッコ良いヒーローよりもひょうきんなヒーローのほうに親しみを覚えます。ただそれ以上に幼稚園児だったぼくの憧れとなったのは毎回彼が秘密戦隊の集合場所である喫茶店で食べるカレーライスだったのです。  大ちゃん(キレンジャー役の俳優さんで、畠山麦)は毎週毎週ぼくらがゴレンジャーを見る度に必ずカレーライスを旨そうに食べていたのです。カレーライスが大好物のぼくは大きくなったらキレンジャーになりたいなあと思っていました。
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 体型だけはキレンジャーになりましたが、ヒーローにはなれませんでした。今でもカレーライスは大好きで、おうちカレーはもちろん、外食でもファースト・チョイスはカレーです。  インド料理に出てくるタンドリー・チキンは大好物ですし、北海道発祥のスープカレーも大好きです。また最近かなりハマっているのがスリランカ・カレーで、週一回は足を運んでいます。  インド料理ではナンに付けて食べますが、島国のスリランカ・スタイルは日本と同じくご飯にかけて食べます。ぼくが通っているお店は三種類のカレーをちょこちょこ混ぜながら、味わいを変化させて食べていくスタイルです。
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 フィッシュカレーは臭みがなく、クセになる味で常連はフィッシュを頼む人が多い。柔らかい肉が特徴のチキンカレーも絶品で、知人の女の子はタッパーに入れて持ち帰りたいと言い出したので笑ってしまいました。  もう一品のカレーは月替わりで、レンズ豆だったり、カボチャだったり、新じゃがだったりと季節の旬の野菜を使った一品がついてきます。
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 ゴレンジャー以降ではバトルフィーバーJも思い出深い。東映系のヒーローは仮面ライダー路線と戦隊モノ路線に分かれていきましたが、昭和のガキどもを満足させ続けました。  幼稚園の頃の東映マンガ祭りでもゴレンジャーは入っていて、ビデオなんかなかったころのぼくらは喜んで見ていました。