良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

『ぼくのヒーローアカデミア』映画版希望!PLUS ULTRA!

 今年の春にスタートしたアニメはたくさんあり、そのなかで継続して見ているのが『カブキブ!』『サクラクエスト』『エロマンガ先生』(これは紗霧ちゃん役さえアイドルや若手女優を使ってキャラがハマれば、実写で映画化可能でしょう。)、そして『ぼくのヒーローアカデミア』です。  『ぼくのヒーローアカデミア』は現在、アニメ第二期が放送中です。コミックス的には現在は三巻目くらいのところを放送しています。先が知りたくなったので先日、Amazonで全13巻(14巻は6月上旬に発売)を大人買いして夜中にボチボチ読んでいます。  この作品は週刊少年ジャンプに連載中らしく、『ONE PIECE』とともに低迷しているジャンプを支えています。アニメの映画化というのは売れ筋のひとつなのでこちらも狙えるのではないかと思っています。
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 キン肉マンドラゴンボール、そして『ONE PIECE』の良い部分をミックスしたような物語なので一定の集客は可能でしょう。いつまでもワンピに頼りきりというのも危険なので、新なエースとしての作品になってほしいというのが編集側の希望ではないか。  主人公は無個性(物語世界ではなんらかの個性、つまり超能力を持つ人類の比率が80%を越えるヒーロー社会が舞台です。ヒーローとしての遺伝的才能がない20%のうちの一人が主人公)だった緑谷出久が主役です。  彼にとっての憧れのヒーロー、オールマイトや幼馴染みの爆豪勝己くん、ヒロインの麗日お茶子(かわいい)、優等生の轟焦凍蛙吹梅雨らが挫折、友情や恋愛感情を持ちながら成長していくさまを描いた作品であり、敵方にもヒーローに敵対する理由があり、なんだか重みを感じさせる展開で進んでいきます。  初期は学園物テイストが強かった原作ですが、だんだん思想的で内乱を目論む勢力との戦いや権力争いなどがメインになってきています。
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 原作では最大のヒーローだったオールマイトも体力の限界からすでに引退し、かつては他人には見せなかったガリガリスタイルで登場しています。原作丸かぶりではダメなので、劇場用ストーリーを作り、原作の世界観を壊さないような脚本が出来上がるのであれば、東宝マーケティング力で集客は可能でしょう。  臨海学校や修学旅行の場所にヴィラン(敵)が出てくるとか、オールマイトの回想で彼がヒーローになるきっかけとなる先代やグラントリノヨーダ感が強い)との修行時代などをオーバーラップさせるとかで描けば、マニアは観に行くでしょう。  音楽ではエンディングにLittle Glee Monster『だから、ひとりじゃない』を使っています。個人的にはオープニングよりもエンディングのこの曲のほうが好きです。
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 話は変わりますが、『ズートピア』を観に行った娘が吹き替え版の主題歌をDreamのAmiちゃんが歌っていたと言っていました。たしかE-girlsって、FlowerとDreamともうひとつユニットがあったよねという話になり、ぼくはFriendsかRibbonじゃないかと答えました。  フレンズ?リボン?そんなのだっけ?と言い出したので、「だって、“花”と“夢”だったら、残るのは“なかよし”か“りぼん”ちゃうか?」と言うと、「アホくさ!」と笑われました。  さあ、『ONE PIECE』がある程度成功している東映を迎撃すべく東宝は動くか?