『嵐を呼ぶ男』(1957)裕次郎はモノクロが一番!見せ場であるドラム合戦は強く印象に残る。
『嵐を呼ぶ男』(1957) 大スター石原裕次郎の有名な作品ではありますが、あまり好きではありません。個人的には『錆びたナイフ』『狂った果実』の彼が最高!というのが実感です。『風速40米』は好きです。カラーよりもモノクロの方が裕次郎は映える。 複雑な人間模様を描くストーリー展開は素晴らしく、作品のなかでももっとも有名な見所である、怪我をさせられた裕次郎が歌いながらドラムを叩くシーンは何度見てもゾクゾクします。 「おいらはドラマー♪ヤクザなドラマー♪おいら~が叩けば嵐を呼ぶズエ~♪」は多くの日本人の耳に強く残っています。 歌謡映画としては一流なのかもしれませんが、カラーよりもモノクロで撮っていれば、裕次郎の凄みがさらに色濃く出ていたのではないでしょうか。 総合評価 60点 嵐を呼ぶ男
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