『eo光に入りました、って言っても…』関西人しか分からないかも…。
関西以外に住んでいる方にとっては、何のことだかさっぱり訳が分からないでしょうが、ぼくらの地元にある関西電力がネット、電話、光ケーブルテレビの3つトリオでサービスを提供しているのがeo光です。
それまでぼくはスカパー!、電話料金、ネット・プロバイダー料金、NTTフレッツをバラバラに支払っていたため、銀行の通帳を見ても、何がどこへ引かれているのかゴチャゴチャしていて分かりづらかったのですが、それらを一本化することでその煩わしさからも解放されそうです。
ただし良いことばかりではなく、セキュリティー・ソフトを変えたり、設定がややこしくなったり、メール・アドレスを変更したり、スカパー!やWOWOWその他との契約を解約するための電話を入れる必要があったりと面倒な手続きが多く、じつは閉口しています。
またケーブルテレビもHD放送がどんどん増えてきているために、データ容量が無意味に馬鹿でかくなってしまったり、利用者無視の最悪ルールであるダビング10とかややこしくなっていて、かなり煩わしい。eo光のチューナーは二種あり、ノーマル型とDVDレコーダー内蔵型があります。
問題なのはノーマル型がダビング10に対応していないことです。つまりムーヴしか出来ないので、ダビング時にディスク・エラーや停電が発生してしまった場合、レコーダー内部からデータが消去されてしまう危険性があるのです。昔に比べれば、DVDのディスク・エラーはかなり減少しましたが、ゼロではないので、ダビング時は大丈夫かなあ?と少々不安な気持ちになります。
こまめにダビングしておかないと、いざという時に泣きを見そうで、これもけっこう憂鬱になります。eoケーブルのチャンネル数はスカパー!には劣りますが、映画ファンにとって重要なシネフィル・イマジカ、日本映画専門チャンネル、チャンネルneco、ザ・シネマ、ムービー・プラスなどスカパー!の主要チャンネルはプレミアム・セットでほぼカバーしています。またオプションでWOWOWはもちろん、東映チャンネルや衛星劇場、スター・チャンネルなども網羅しています。
昔に比べると、レコーダー関連の録画時間も飛躍的に向上し、標準画質であれば、200時間以上の録画時間を確保できますので、気になったら、とりあえずHDに入れて置くようになっています。eo光のチューナーはパナソニック製なので、ビエラリンクが使えます。うちもビエラを使っていたためにテレビのリモコン1つで機器が立ち上がるため、かなり便利になっています。
eoに入る前はWOWOWは単独で、そしてスカパー!ではだいたい1200円(?)のベーシック映画セットに加入していたので、プログラム・ガイドと基本料込みで、毎月ほぼ4千円近くを払っていました。eoではコースが3つ用意されていて、60チャンネル近い、一番高いプレミアム・コースで月に三千円位になっています。
スカパー!に入っている方ならば、ご理解いただけるでしょうが、このチャンネル数で、この値段はかなり安い。まあ、まさか全部を見るほど暇な人はなかなかいませんでしょうが、コスト・パフォーマンスは悪くはない。三千円といえば、レンタルで換算すると、だいたい20本分くらいでしょうから、60チャンネルで30番組ほどを録画すれば、大ざっぱに見積もれば、十分にペイしたと言えるのではないでしょうか。
欲を言えば、シネフィル・イマジカがベーシック・コースに入っていれば、料金も下がり、さらに満足出来たのですが、文句を言っても、仕方ないでしょうしね。あとは個人的にはVIEWSICとかも見れたら、もっと良かった。なにはともあれ、10日間ある無料視聴期間中に色々な放送を楽しみたい。ネットに関しては、ブラウザによって何故か速度に差があり、動画視聴時のファイアー・フォックスとの相性があまり良くなく、仕方なくインターネット・エクスプローラーを使っています。
メモリー増設で問題が解決しなかったら、年末年始は鬱陶しいなあ。あと個人的に地上波デジタルで、京都テレビが見れるようになったのは密かに嬉しい。『ひぐらしのなく頃に』の作者である竜騎士07の最新作『海猫の鳴く頃に』が毎週オンエアされているからです。
彼の作風は好きか、嫌いかでハッキリと分かれてくるとは思いますが、ぼくは好きです。もっとも『ひぐらしのなく頃に』の実写版は最悪でしたが。仕事はどんどん忙しくなっているので、貧乏暇なしを身をもって証明しています。