良い映画を褒める会since2005

他ブログで映画記事や音楽記事も書いておりました。評価基準は演出20点演技20点脚本20点音楽10点環境10点印象20点の合計100点です。

映画(ラ行)

『レザボア・ドッグス』(1992)タランティーノの名前を一躍ビッグにした作品。キューブリックの影!?

クエンティン・タランティーノ監督、1992年の監督デビュー作品です。まさに低予算映画の鏡!!!これだけ分厚い作品なのに、舞台は「安っぽいレストラン」・「路上」・「事務所」そしてメイン舞台の「倉庫の中」のみです。これならば額縁舞台でも上演で…

『めまい』(1958) 特撮好きのヒッチ先生が送る、実験的な要素も多いサスペンス作品。ネタバレあり。

ヒッチコック監督の1958年製作作品であり、特撮で有名な作品でもあります。ヒッチをあまり知らない人でも『鳥』・『サイコ』と共に、名前だけならば聞いたことがあるだろうと思います。個人的には、主人公の心理面の混乱を、いろいろな映像で示していた…

『ラン・ローラ・ラン』(1998)映画がゲーム感覚で見る物になってしまった先駆けの一本。ネタバレあり

ドイツの新鋭トム・ティクヴァ監督が、3パターン・エンディングを80分の中で見せるという荒業をやってしまった作品です。まるでシュミレーション・ゲームをやっていて、だめならすぐにリセットしなおせばよいという、何だか少しひっかかる部分の多い作品…

『レット・イット・ビー』まだ著作権問題はシリアスではなく、海賊盤で『ゲット・バック』を聴いていた

ビートルズの主演した映画は全部で5作ありました。『ビートルズがやってくる。ヤア!ヤア!ヤア!』、『HELP!』、『マジカル・ミステリー・ツアー』、『イエロー・サブマリン』(ラストのみ)、そしてこの『レット・イット・ビー』です。 このうち現在…